徒歩日本一周してみたいけれど、自分にできるだろうか?
そもそも、どんな人が徒歩で日本一周をするんだろう?
徒歩日本一周に向いている人の特徴、性格を知りたい。
そんなマニアックな疑問に答えます。
僕、大場祐輔は、721日かけて東京ディズニーランドから徒歩で日本一周した経験があります。
著書はこちら→「信じた道がいつか本当の道になるようにーガチで徒歩日本一周721日の旅ー」彩雲出版
この記事で分かること。
それでは、順番に見ていきましょう。
歩くことが苦じゃない人
基本です(笑)。
電車で一駅ぐらいの距離なら歩いてもいいと思える人、エレベーターを待つぐらいなら階段で行こうと考える人、普段の生活の中で歩いて移動する選択肢を選べる人は向いていると思います。
少しの距離でもタクシーを使いたがる人、なるべく歩きたくない人は残念ながら向いていません(笑)。
人によって歩くスピードや歩ける距離は違いますが、徒歩日本一周は自分のペースでコツコツやるべきことなので、運動神経の良し悪しは気にしなくてOKです。
一人で行動できる人
一人旅なら当然です(笑)。
レストランで一人で食事ができる。
映画館に一人で行ける。
ライブに一人で行ける。
普段の生活の中で、誰かと一緒じゃなくても一人で行動ができる人は向いていると思います。
団体行動が嫌いな人は特に向いているでしょう(笑)。
誰かと一緒じゃないと行動できないタイプの人は向かないと思います。
旅をしていていると寂しくなって誰かの声を聴きたくなったり、自分の話を聞いてもらいたいと思う時は当然あります。
そんな時は無理に我慢せずに誰かに電話をしてもいいと思います。
基本的にみんな仕事で忙しいので、すぐに電話に出れる人はほとんどいませんが(経験者です 笑)。
マイペースな人
徒歩日本一周中に思ったことは、1日に歩いて移動できる距離は、たかが知れているということです。
朝から晩まで死ぬ気で歩いたところで、車で移動したら1〜2時間の距離です(笑)
足の痛みも日に日に増していく為、体はどんどん辛い状態に追い込まれていきます。
結局、体力よりも根性がものをいいます。
そんな時こそ焦らずにマイペースに日々の目標をコツコツ達成していく精神が必要となっていきます。
「塵も積もれば山となる」この言葉を信じて自分のペースで歩きましょう。
貯金と一緒です(笑)。
周りの目をあまり気にしない人
まず、日焼けした体に大きなバックパックを背負って歩いているだけで、注目を浴びます(笑)。
例えば、電車の中で登山の格好をしている人がいると、思わず見てしまうでしょう。あれと一緒です。その見られている感じが、歩いて日本一周を達成できるまで、ひたすら続きます(笑)。
夕方頃歩いていたら、車の運転手に指をさされて「あいつ、朝、見かけたけど、まだ歩いているよ」と周りの人に聞こえるぐらいの大きい声で言われたこともあります(笑)。
知らない人に「最近の若者は、そんなことしている暇があんのか?」というテーマで、3時間ぐらいお説教を受けたこともあります(笑)。
自分の姿を客観的に考えれば、外見や行動で判断されたり注目を集めることは仕方がないことです。
歩いて日本一周する人間は、はっきり言って少数派です。
主観的な考えだけではなく、客観的な考えも必要です。
人にどう思われているかを気にしすぎてしまう人は、自分が周りの人を気にしすぎてている可能性があります。
徒歩日本一周は長期の旅になります。長期の旅に出る以上は、社会生活を放棄せざるを得ない部分もあるので、世間体を気にしすぎてしまう人は向いていないかもしれません。
伝説を残したい人
乗り物による日本一周の移動手段は、電車、車、バイク、自転車などがあります。最近では、船で日本一周するプランもあります。
徒歩という手段を選ぶ人の特徴は、何かを成し遂げて人に認められたいという欲求が強い人ではないかと思います。
実際、僕がそうでした(笑)。
僕の場合は、もともと徒歩日本一周に興味があったというよりも何か伝説みたいなものを残して、出版社から本を出版したいと思ったのがきっかけだったので。
当時は2000年代初期で、まだネットの情報も少なかった時代だったので、「歩いて日本一周って、もしかして前代未聞じゃん?」と思いながら実際に旅に出てみたら、「あれ?結構いるな」と思いましたが(笑)。
まとめ
⒉一人で行動できる人
⒊マイペースな人
⒋周りをあまり気にしない人
⒌伝説を残したい人
ということで実体験から、徒歩日本一周に向いている人の特徴、性格についてまとめさせて頂きました。
徒歩日本一周の旅を達成するためには、特別な能力や才能は必要ありません。
健康な体を持っていれば、1日10歩でも20歩でも歩き続けていれば、いつかは必ずゴールできるからです。
絶対にやり遂げようという気持ちを最後まで持ち続けられることが、一番大事だと思います。
最終的には、あなたの気持ちの次第です(笑)。
『信じた道がいつか本当の道になるようにーガチで徒歩日本一周721日の旅ー』彩雲出版
大場祐輔 1981年埼玉県生まれ。
大学在学中にプロレスラーの大仁田厚が「徒歩日本一周」に挑戦したことに衝撃を受ける。 卒業後すぐに「徒歩日本一周」に挑戦。
2003年、東京ディズニーランドからスタートし、毎日平均40キロの距離を歩き続ける。
旅先でお金が無くなれば、住み込みでアルバイトをして食いつなぎ、スタートから721日目の2005年3月22日、東京ディズニーランドにゴール。 徒歩日本一周をやり遂げた。
同年11月より日本一周記の書籍化のために奔走。 出版社に原稿の持ち込みを開始。
それから5年後、出版が実現。 「信じた道がいつか本当の道になるように―ガチで徒歩日本一周721日の旅―(彩雲出版)」←クリックするとAmazonに飛びます。
「俺が断念したことを彼はやりとげた―大仁田厚さん推薦」