徒歩日本一周を達成するのに大事なことはなんでしょう?

徒歩日本一周を達成するのに大事なことはなんでしょう? 徒歩日本一周

信じた道がいつか本当の道になるようにーガチで徒歩日本一周721日の旅ー』彩雲出版

 

 

徒歩日本一周は、健康な体と時間があれば誰でもできます。

運動神経は関係ありません。

なぜならば、歩くだけなので(笑)。

それよりも大事なのは「達成しよう」とする気持ちです。

自分の経験談から徒歩日本一周を達成するのに大事なことをまとめました。

以下、目次です。

負けないこと

徒歩日本一周は、基本的には「自分との戦い」です。

「毎日平均で何キロ歩くか?」を自分で決めて、毎日やり通していると、次第にゴールまであとどれくらいかを逆算できるようになり、歩けば歩くほどゴールに近づきます。

とはいえ、足が痛くて長距離を歩けなくなる時もあります。

徒歩日本一周は人と競うものではないので「1日に何キロ歩けるか?」は、さほど問題ではありません。

自分で決めた距離を自分のペースで、毎日コツコツ歩き続けていくことが大切です。

極論をいえば、1日10歩でも20歩でも歩いていれば、ゴールに近づきます。

「自分に負けない」ということは、自分が決めたことを最後までやり通すということです。

投げ出さないこと

旅をしていて辛くなってくると、「これをやって一体、何になるんだろう?」と感じる時もあります。時には辞めたくなる時もあるでしょう。

でも、それが普通です(笑)。

毎日、同じことを繰り返していると、日常に疑問を感じるのは当たり前です。

ましてや、毎日歩き続けることは本当に地味な単純作業です。

僕の場合は「これをやって、一体、何になるんだろう?」と思った時は「とりあえず、旅が終わってから考えよう!」と思うようにしていました(笑)。

旅の途中で答えを探しても見つかりません。

終わってから考えましょう(笑)。

投げ出さないために大切なことは「あと、もうちょっとだけ頑張ってみよう」という気持ちを維持していくことです。

逃げ出さないこと

「逃げ出したい」という気持ちは、徒歩日本一周でいえば「旅を辞めて元の日常生活に戻りたい」ということだと思います。

旅をしていて辛くなる時ほど、家に帰りたくなります。

しかし、そんなあなたに朗報です(笑)。

国内なら乗り物を使えば、1日で家に帰れます。

結論から言ってしまえば、元の日常生活に戻る方法は3つあります。

 

①徒歩日本一周を挫折して帰る。

②徒歩日本一周を達成して帰る。

③一旦、帰る。

 

どれを選んだとしても、最終的に「帰る」ことは決定事項です。

個人的なとらえ方ですが「逃げ出す」の意味は、誰かに追われながら、一生、逃亡生活を送るようなことだと思うので、帰れる場所があるということは、恵まれていることだと感じます。

信じ抜くこと

「自分ならできる」と思う気持ちを最後まで忘れずに持ち続けることです。

根拠のない自信でも、チンケなプライドでも、自分のメンツを保つためでも損得感情でもなんでもいいです。

とにかく「自分なら達成できる」という気持ちを持ち続けること。

「自信過剰」と思われてもいいから、自らの自信を心の中に貯金しておくことです。

出発前のモチベーションをどこまで維持できるかだと思います。

ちなみに辛いことがあると、貯金は一気に減ります(笑)。

徒歩日本一周を達成するには、何が一番大事?

徒歩日本一周を達成するのに大事なこと。

①負けないこと。

②投げ出さないこと。

③逃げ出さないこと。

④信じ抜くこと

これらの①〜④よりも、一番大事なことがあります。それは、

 

旅に出ることです。

 

漫画「ドラゴン桜」の「東大に受かるヤツは東大を受けたヤツだけ」という名言があるように、徒歩日本一周を達成できるのは、旅に出た人だけです。

旅に出てしまえば、どうにかなります(笑)。

信じた道がいつか本当の道になるようにーガチで徒歩日本一周721日の旅ー』彩雲出版

 

 

 

この記事を書いた人


大場祐輔 1981年埼玉県生まれ。

大学在学中にプロレスラーの大仁田厚が「徒歩日本一周」に挑戦したことに衝撃を受ける。 卒業後すぐに「徒歩日本一周」に挑戦。

2003年、東京ディズニーランドからスタートし、毎日平均40キロの距離を歩き続ける。

旅先でお金が無くなれば、住み込みでアルバイトをしながら食いつなぎ、スタートから721日目の2005年3月22日、東京ディズニーランドにゴール。 徒歩日本一周をやり遂げた。

同年11月より日本一周記の書籍化のために奔走。  

それから5年後、出版が実現。 「信じた道がいつか本当の道になるように―ガチで徒歩日本一周721日の旅―(彩雲出版)」を出版。

「俺が断念したことを彼はやりとげた―大仁田厚さん推薦」

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