徒歩日本一周中の節約食生活【体を壊すので絶対に真似しないで下さい】

日本一周で試した食費節約術【徒歩の場合】 徒歩日本一周

日本一周中に全国の美味しいものを食べてまわる方も多いと思いますが、実際のところ、お金に余裕がないと難しいです。

僕、大場祐輔は、東京ディズニーランドから721日かけて歩いて日本一周した経験があります。著書はこちら→「信じた道がいつか本当の道になるようにーガチで徒歩日本一周721日の旅ー」彩雲出版

僕の場合は、徒歩で旅をしていたので、キャンプ用の自炊用具を持ってしまうと荷物が重くなってしまうので、コンビニやスーパーで買ったものを食べていました。

自炊できない分、節約には限界がありましたが、僕が日本一周していた時の食生活を書いていきたいと思います。

※筆者は特殊な訓練を受けています。体を壊す可能性があるので絶対に真似しないで下さい。

「うまい棒」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

食費を節約するなら「うまい棒」が究極かなと(笑)。

「うまい棒」だけをひたすら食べ続けていると、だんだんうま味もなくなってきますし、いろいろな味も試しましたが、食感でやっぱり飽きてくるんですよね。

よく「甘い物は別腹」という表現がありますが、うまい棒で別の腹はいっぱいにはなるけど、本当の腹が膨れないというか、体にエネルギーとして変換されない感じがありました。

しかもうまい棒ベースで考えるようになると、100円のおにぎりを買うのに「うまい棒10個分」と計算してしまったり、500円の弁当を買うのに「うまい棒50個分」と考えてしまうと、もう何も買えなくなるというか(笑)。

うまい棒の存在は忘れろ。この世にうまい棒はないと思え

と自分に言い聞かして以来、うまい棒を食べ続けるのは辞めました。

ちなみに僕はめんたい味が好きです。

「食パン」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

食パン」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

食パンを毎日食べ続けたことがあります。

食パンにジャムを塗って食べていましたが、コンビニやスーパーで売っているジャムシリーズはほとんど制覇しました(瓶タイプだと荷物が重くなるのと捨てる時に困るので、紙の容器のもの)。なかでもブルーベリーやチョコレートがお気に入りでした。

食パンを主食にしてしまうと、ジャムの減りが早いので毎日買い足すようになっていきます。むしろ主食がジャムなのかなと思う時もありました(笑)。

ジャムシリーズも飽きてきた頃に、北海道で出会った旅人に「食パンとマヨネーズの組み合わせは飽きない」と教えてもらったので試しにやってみましたが、結構早めに飽きました。

生粋のマヨラーじゃないと無理です(笑)。

「弁当」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

「弁当」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

最初の方は、食費の節約の為にうまい棒や食パンを食べたりしていたわけですが、しっかり栄養を取らないと、徐々に歩けなくなっていきます。体のエネルギーが足りなくなって、電池切れを起こすような感覚を何度か経験しました。

体調が悪くなって休んだり、長距離を歩けなくなってくると、それだけ旅の日数もかかってしまいます。

旅費は旅の日数に比例してくるので、食費を節約しすぎて体を壊してしまうと、最終的に高くつくのかなと考えるようになりました。

それからコンビニやスーパーで弁当を買って食べるようになったのですが、やっぱりなんでもそうなんですけど、毎日食べていると飽きてくるんですね。結局、弁当の種類に飽きるというか。だんだん味を感じられなくなてきて、これにお金をかけるのもどうなのかなと考え始めました。

「にっぽんの朝食」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

「にっぽんの朝食」だけをひたすら食べ続けていたあの頃

最終的に、栄養があって自分が飽きない食事ってなんだろうと考えました。

「そういえば日本の朝食のメニューってワンパターンの割には毎日食べても飽きないな」ということに気が付きました。

その中でも簡単にできるのが納豆かけご飯かなと思い、スーパーのお惣菜コーナーで100円ぐらいの白飯と100円以下の納豆(3パック入り)を買って食べていました。

値段も200円ぐらいで済むので安いし、食べていて全然飽きませんでした。

ただ、冷蔵保存が基本なので、真夏は長時間の持ち運びができないというデメリットはありました。

結局、食パンとジャムを持ち歩くことが多かったです(笑)。

最後に(食べ物の有り難みを知ったあの頃)

日本一周中に食パンを食べまくっていたので、旅が終わってから3年ぐらいは食パンを食べられなくなった時期がありました(笑)。

旅をしていると食費をどうしてもケチってしまいがちですが、体を壊してしまうと旅が続けられなくなります。

節約も大事ですが、健康はもっと大事です。

僕は徒歩で旅をしていたので、一日で歩ける距離には限界がありました。

田舎を歩いていると、コンビニやスーパーなどの食料を買う場所がない時もあり、空腹の状態で野宿をして一晩過ごし、翌日も空腹の状態で何十キロも歩き続けたこともあります。

そのたびに「食べ物の有り難み」を知りました。

今振り返ると、旅をしていて一番お金を使うべきところは、実は食費だったのかなと思います。

徒歩日本一周にかかる日数と費用【経験者がざっくりと語る】
徒歩日本一周した場合、日数や費用は、どのぐらいかかるんだろう?という疑問にざっくりお答えします。 僕は東京ディズニーランドから、海岸線を中心に歩いて日本を一周した経験があります。徒歩で旅をする場合の参考事例として読んで頂ければ幸いです。

 

この記事を書いた人


大場祐輔  1981年埼玉県生まれ。

大学在学中にプロレスラーの大仁田厚が「徒歩日本一周」に挑戦したことに衝撃を受ける。 卒業後すぐに「徒歩日本一周」に挑戦。

2003年、東京ディズニーランドからスタートし、毎日平均40キロの距離を歩き続ける。

旅先でお金が無くなれば、住み込みでアルバイトをしながら食いつなぎ、スタートから721日目の2005年3月22日、東京ディズニーランドにゴール。 徒歩日本一周をやり遂げた。

同年11月より日本一周記の書籍化のために奔走。 出版社に原稿の持ち込みを開始。

それから5年後、出版が実現。 「信じた道がいつか本当の道になるように―ガチで徒歩日本一周721日の旅―(彩雲出版)」←クリックするとAmazonに飛びます。 

「俺が断念したことを彼はやりとげた―大仁田厚さん推薦」

 

 

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